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腸は語る
ある方が、めまいの薬を服用していて、それがとても眠たいと言います。精神安定剤が入っているそうです。朝起きたら床でごろごろ回転し、起き上がって座る…それを数回繰り返せば、めまいに慣れるし運動にもなる、とお医者さんに指導されたそうです。
 
 ほとんどの薬が痛みや症状を感じなくさせるもので、その部分に何事も起こらなければそれでよしとする考え方で進んできた西洋医学。「部分(臓器や成分)」を詳細に研究する余り、大きなモノを見落としてきてしまったように感じます。

 友人に勧められた「病気にならない生き方」の著者 新谷弘実氏は「治療では患者を健康にできない」と語っていました。彼は胃腸内視鏡外科医で世界的な権威。膨大な数の腸壁(腸相)を見て導き出した答えがごく東洋医学的な「身体を全体で見ていく必要」「心と身体の密接な関係」ということ。健康な人の腸相は美しく、「ミラクルエンザイム(酵素の原型となる物)」がキーポイントという内容ですが、詳細はご著書に譲るとして…。
 
 腸相が悪くなる原因で、酒、たばこ、心理状況などは想像がつきますが、薬(漢方も)や世間で良いと言われている食物、健康法もありました。「ある部分にとって良い結果となっても、身体全体にとって良いとは限らない」という臨床結果だそうです。

整体施術ではお腹も診るのですが、これは身体全体を変える井本整体独自の技術とされています。場所によって臓器や骨と対応(反射ともいいます)したいるので身体も読む事が出来るのです。
 よく、硬かったり痛かったりすると「それは何ですか」と聞かれますが、おそらく筋肉や小腸大腸の緊張弛緩を触っているのだと思います。骨格的なバランスが崩れてもお腹の力配分(緊張バランス)が変化しますし、内臓が異常をきたしてもお腹の中につっぱりや抜けた穴などが現れます。それらを調整して「良いお腹」にしていくのです。

 驚く事に著書中に「…腸相が悪くなるばかりでなく部分的に強ばりやくびれができる」「腸以外の場所にガンができても腸相に出る」とあり、腸だけでなく、身体の他の部分の情報も腸に現れるというのです。まさに「これらを触っていたのかしら!?」という思いです。腸は身体の全てを語っているのですね。
          (会報「美身体 メイシェンティ」17号より)
meishenti | 知ってほしい身体のこと | 09:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
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